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たぬきそふと 微少女の渡瀬珠希ちゃんの話(2012/10/25) 



好きなものに脇目も振らず熱中している人ってすごくかっこいいと思います。
人の目も憚らず、誰かと繋がっていても繋がっていなくても、
犯罪行為以外で人生を謳歌している人を僕は尊敬しています。
誰かに押し付けることなく自分たちの世界で戦っていく、これが本当の趣味だと思うんですが
誰かに押し付けたいけど、自分の恥は晒したくないと理由をつけて逃げる人間がいるわけです。
これは大変に良くない。
痔の定期健診時に肛門鏡で中の様子を開いて確認してもらうときに、うっかり力入れちゃって検査前より痛みが酷くなっちゃった時より良くない。
例えば、好きな女性アイドルがいて頭がおかしくなるくらいに好きなのに「自分は彼女をアイドルではなくて、アーティストだと思っている」とか言い訳しちゃう人。
本人がそういう風に言ってるならともかく、なぜか勝手に逃げ道を作ってしまう。
後ろ指差されるのが恥ずかしい程度の覚悟なら好きだなんて言う資格はないし、好きなら好きと大声で叫べばいい。

そうだから僕は大声で言いたい。
たぬきそふとの抜きゲーが好きだと。
昔職場で流れでこの世界にはロリコン向けのエロいものがあると女性社員の間で話題になって、
こちらに話題を振られたとき

「自分は全然知らないし、興味もないし、気持ち悪いとさえ思う」

と顔を歪めて言った事があるが、僕はここで声を大にして言いたい。
たぬきそふとのゲームが好きだ。

たぬきそふととの出会いは、数年前。
当時の僕は嫁と結婚するにあったって、コレクションしていたエロゲーやら同人誌やら、
特にお気に入りのもの以外はとにかくなんやかんやを処分していた。
うちの嫁は自分と同じくオタクというカテゴリーに含まれる人間なので、
この手の趣味には普通の人より寛容なのだがとりあえず処分していた。
その後は情報化社会の昨今、次々と溢れ返ってくる情報達を遮るために僕はた原始的にただネットをしないという選択肢を選んでいた。
知ってしまうと手に入れたくなってしまい、いてもたってもいられなくなるために修行僧のような生活を送るのだった。

そんなある日、僕の目の前にとんでもないものが入ってくる。
それはエロゲの一場面を切り取った画像。
女の子が性行為に及んでいる画像で、次なる展開に進むために選択肢が「妊娠させる」「中出しする」の2つしかなく「どっちも同じ意味じゃないか」と笑われていた。
そんな嘲笑は目に入らないほどの衝撃を、僕は受けていた。
場面は教室で、茶髪の女の子が、スカートと靴下だけつけて、日焼け跡をつけた柔肌と微乳をさらけ出し、背面騎乗位によだれを垂らしながら、恍惚とした表情でこちらを見ていた。

一瞬だった。
彼女は警戒していた僕の両腕両足をいとも簡単に引きちぎり、天地魔闘の構えで情報を遮断しているつもりだった僕をいとも簡単に寸断した。
小腹空いたな、なんか買うかとコンビ二で肉まんを頼んだときに店員が蒸し器の透明の扉を力強く閉めたときの「バンッ」という音だけで飛び上がるぐらい怯える僕の心如きでは耐え切れるような衝撃ではなかった。
同じシチュエーションの画エロゲならもしかしたらプレイしたことがあったかもしれない。
幼さの残る顔や、体もそうだったが、彼女には他にはない、何ものにも変えがたい魅力があった。
日焼け跡だ。
確信した。これは世界を平和に導く指針になると。これはそういうものだと
その魅力は今現在の僕にも到底理解できるようなものではなく悠然に燦然とした姿で、漫然と暮らす当時の僕を打ち砕いた。

抜きゲーはもう買わないという嫁との鉄の誓いを易々と破り、僕はこの微少女を購入し、全裸でインストールした。
全てがそこにあった。
性に興味深々であどけない女の子達を、簡単な罠や口八丁を駆使することで性行為に及ぶよいうすっからかんのシナリオ。
覗き、強制オナニー、野外露出、水着SEX、体操着SEX、登場キャラクター入り乱れての4Pに放尿。
中でもお目当ての渡瀬珠希ちゃんの別格だった。
ちょっとヤンチャで、その身に日焼け跡を宿した女の子。
白い肌と小麦色の肌のコントラストをこれでもかと見せ付けながら、
エロいこと大好きと公言し、所構わずオナニーとSEXを繰り返し、都度狂ったように放尿する。
選択肢次第では妊娠してしまうが、臨月近くなっても未だその身に残る日焼け跡。
おそらく先天的にその身は焼かれていたのだ。おそらく前世の業。


「私と結婚してください」

ジェイクは町で見知らぬ女性にそう声をかけられた。それは明らかに自分とは不釣合いな貴族の女性だった。貧民層の自分に、まして初対面の自分にそんな事を言うはずがない。からかわれているに違いない、しかし無下に扱って貴族の連中の怒りを買ってしまっても困る。事を荒立てないためにはどう言えばいいのか。そう考え次の言葉をを言いあぐねていると

「悪い人に色々大変な事されそうなんです。フリだけでもいいですから」

と彼女は続けた。彼女の名前はジェシー。
彼女はお金持ちのお嬢様で最近両親が死んでしまって遺産相続の醜い争いに巻き込まれてしまった。誰も味方になってくれる人がいなくてこのままでは財産はみるみる絞りとられていく。お金はいらない、しかし両親の形見の指輪だけはどうしても奴らに渡したくない。だから私と結婚するふりをして、形見の指輪を結婚指輪だと言ってくれ、との事だった。「報酬はいくらでも」とドロワーズからボトボトと出してきた札束の群れにジェイクの疑念はどこかへ消え去った。世間知らずな彼女と過ごす恋人としての日々。ただの金目当てのはずだった。しかし金の化身となった親戚連中から彼女を守るために繰り広げられる激闘の果てに芽生える恋心。燃え盛る動物園で荒れ狂う猛獣達を押し退け5番目の叔父を抹殺した後、ふとした事から実は彼女とは幼い頃に知り合っていて、彼女はその時から自分に好意をもっていた事を知る。

しかし素直になれない二人は

「初めにいったはずだ、俺は金目当てでお前と一緒にいたのさ」

「酷い。私はあなたを信じていたのに」

「金を払わないのなら一緒にいる意味なんてない」

「もうあなたなんか知らない。朝起きたら戦地の地雷源にワープしてしまえ」

そんな言い合いの末二人は心を遠ざけあってしまう。
そこへ、彼女の従兄弟で隣街の領主であるポニャックと彼女が結婚するとの噂が耳に入る。狙いはもちろん彼女の持つ指輪でなんでも日本円で時価数千兆円の価値があるらしい。

「俺には関係ない事だ」

その話を、幼馴染みで巨乳で少し抜けた性格の実家の農業を手伝っているミランダにすると

「じゃあ私を抱いてよ、ずっとあなたのことが好きだったの。あのお嬢様の事がなんでもないのなら私を抱いてよ。抱いてくれないならそいつの顔の皮膚を剥いで、願い事書いて、夜空に捧げてやる」

と叫ばれる。
ミランダは有言実行の女だった。ハロウィンにお菓子をくれなかったある家庭の旦那を寝取って「お菓子をくれなきゃいたずらしちゃうぞ」と薄ら笑いを浮かべながら言い放った女だ。このまま断れば大量の牛を引き連れてジェシーの家を襲撃するかもしれない。やむなくジェイクは深夜の真っ暗な部屋でミランダを抱きしめ、彼女の全身を嘗め回しながら衣服を全て剥ぎ取った。しかし、股間に顔をうずめながら彼は言った

「駄目だ、できない。・・俺はやっぱりジェシーが…」

ミランダの部屋を飛び出たジェイク。静寂の中月明かりに照らされたミランダはポツリと「バカ」と呟いた。夜道を走るジェイク。あのお嬢様に告げるんだ自分の気持ちを。もっと早く、ジェイクが力強くその足を踏みしめようとしたその時、不意に背後で炸裂する爆発音。振り返ると遠くで何かが燃えている。あれは村の方向?一体何が?牧場?牧場が燃えている?まさか・・・ミランダ?呆然としている彼の前にジェシーの婚約者ポニャックが現れる。月を背後に、その身に闇を纏い立っていた。

「君には絶望を与えた後死んでもらうよ。お嬢様の心には君がいるみたいなんでね」

月の光はポニャックの影を伸ばしジェイクの足もとまで伸びていた。まるで彼を闇へ誘うかのようだった。ジェイクはポニャックに襲い掛かる。何人もの人間を葬ってきたハンマーを振るう。しかしにポニャックはあっさりそのハンマーを破壊しジェイクを殴り飛ばして壁にめり込ませて動けなくした後、彼を物理的にも精神的にも完膚なきまでに打ちのめした。

「お前のその姿は醜悪で酷く笑える。気が変わった。我々の結婚式に招待し全てを見届けさせたあと殺してあげよう。どんな顔でお前は死ぬのかな」

高笑いととも去るポニャック。涙は降り出した雨とともに流れる。ボロ雑巾のようになったジェイクはめり込んだ壁からところてんのようにずり落ちた後、未だ燃え続ける幼馴染みの家に戻る。そこにあったのは黒こげのミランダの死体。

「ごめん・・俺は・・お前を抱きしめる事はできない」

握り締めた拳から裂け出た血は雨と炎にまぎれて消えた。


ポニャックとジェシーの結婚式の日、ジェイクは会場である教会に設置していた爆薬3トンを爆発させる。ジェシーの親戚を含む来場者は全てを死に絶え、建物は消し飛び、神父の夕食になる予定だったオマール海老はいい感じに蒸される。瓦礫の中で対峙するポニャックとジェイク。

「ジェシーは渡さない」
はじまった最後の戦い。ポニャックの暗殺術を掻い潜り拳を叩き込む。しかしポニャック倒れないばかりか腕を機械のように高速回転させ、その腕はもはや地上に切れるものはなしと言われるほどの斬れ味となり襲い掛かる。対するジェイクは首から上を高速回転させる事で全てを破壊するハンマーへと変化させ対抗した。千切れ飛ぶジェイクの腕。砕け散るポニャックの尾てい骨。

「なぜだ、なぜ彼女のためにそこまで戦える」
「さあね、ただあえて言うならスラムにいたジョニーに聞かれた、お前はどうしてそんなにチーズケーキを食べるんだってのと同じ答えだ」

大きな爆発が起こったのを合図に二人は最後の一撃をくりだす。
ポニャックの腕はジェイクの肩を切り裂き、ジェイクの頭蓋はポニャックの体を貫通していた。
ところてんのようにずり落ちるポニャックに彼は呟いた。

「好きだからさ」


地下12階にある、新婦控え室の扉が開く。振り返ったジェシーの目に映ったのは片腕を失って全身血だらけのジェイク。倒れこむようになり、ジェシーに抱きしめられる。

「どうしてこんな・・私のためにこんな事を・・」

涙をポロポロ零す彼女に呟く

「約束・・しただろ・・」

「約束?」

「前に約束してただろ・・今度の休みは・・・一緒にチーズケーキを食べようって」

「なに・・いってるの?」

俺は箱を差し出す。
彼女が箱を開けると中にはおいしそうなチーズケーキが。

「食べてみて」

彼女が言われた通りチーズケーキを食べると口の中に硬いものが。
吐き出すと、それは彼女の両親の形見の指輪だった。

「取り返してきたよ」

そう呟いた後ゆるやかに目をつぶるジェイク。

「いや、死なないで・・お願い、死なないで・・」

彼女の腕の中で俺は静かに息を引き取ったジェイクは、笑っていた。崩れ落ちる控え室。しかしジェイクの亡骸を抱いてジェシーはそこを一歩も動かなかった。衣服が焼け、下に着ていた下着以外の肌が焼けていく。それでもかまわなかった。このままここで彼と共に。神に背いてでも、彼と。


みたいな話が渡瀬珠希ちゃんの前世にあったと思うんですわ。そうじゃないとおかしいもん。
しかしかわいい。珠希ちゃんは頭がおかしくなるくらいかわいい。
みんなに言いたい。宇宙でカップラーメンでも食ってる宇宙飛行士にでも届く勢いで叫びたい。
ここに女神がいると。

そんなわけで僕の特にお気に入りになったこのゲームはクリア後も売却せずにうまくDVD-ROMを大事に隠し持っていたんですが、案の定嫁に見つかった。
厳しい追求の末に僕は
「自分はこんなゲーム全然知らないし、興味もないし、気持ち悪いとさえ思う」
と顔を歪めて言い放った。


この記事は2007年7月27日に投稿された「妄想代理人」という記事の内容が若干入ってます。
[ 2012/10/25 00:00 ] 批評 | TB(0) | CM(1)
なんかすごく面白いし、たぬきそふととかのいぢ様とか甘露樹さんとか僕とめっちゃ趣味合って嬉しいというよりむしろ怖いですwwwww


ブクマして毎日来るんで、更新お願いします!
[ 2012/12/03 21:06 ] [ 編集 ]
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