今回は昔やっていたblogからの転載。
疾走感溢れる快作。
2006年9月22日投稿
原題「幼なじみとの暮らし方の感想」
ハイクオソフト最新作「幼なじみとの暮らし方」をクリア致しました。
感想をを率直に申しあげると
大変な地雷でした。
まずこういうエッチなゲームというのは総じてビジュアルノベル、
つまりストーリーを楽しむか、エロを楽しむかであるわけですが
今回の作品「幼なじみとの暮らし方」はそのどちらもが大変に中途半端でした。
そのかわいらしさ、献身的な行動により日本のロリータコンプレックス達を
発狂寸前まで追い込んだ超人気キャラクター、猫宮のの。
その彼女が登場する前作「よつのは」のファンディスクである今作ですが、
あえて登場人物をののだけに絞って「彼女との同棲生活」というものをウリにしていたゲームだっただけに
てっきり僕はかなりディープなエロが展開されるものだと思っていました。
同棲をはじめたカップルが体験する事なんて、隠してきたお互いの悪い所を垣間見るか
ひたすらにSEXをするかだと思います。
緊張と恥じらいに包まれた同棲生活も時が過ぎ
ののとの普通のSEXに満足できなくなった主人公が
器具、アナルセックスから始まり、飲尿、SM、獣姦などの様々なプレイに目覚めていくゲームだと思っていました。
まぁ、それは言い過ぎましたが、とりあえず様々なシチュエーションエッチを楽しみにしていたわけです。
インストールが終了し、ゲームをスタート。
僕の精神状態は「オナニーズハイ」
いわゆる、マスターベーション前のありあえない程の気分の高揚を感じ、ひたすらにクリックを続けました。
ワンクリック毎に、自らの顔からこぼれる汚らしい笑顔。
約半年振りのののは非常にかわいらしく、趣味が現実逃避である僕は
一瞬にして眼前に拡がる絶対に触れることのできない世界に引き込まれていきました。
ところがどうでしょう。開始10分ほどで主人公の口から出た言葉は
「SEXを我慢する」
もうパンパンでした。色々なものが、僕の。
彼らがする事といえば、バイトしたり、家で野球観戦するくらい。
「しろよ、SEXを。してくれよぉぉおおぉぉ!!」
処女の文学少女が聞いたら、見た事も無いくらい侮蔑的感情を前面に押し出した後通報、
というコンボが生まれそうな台詞を吐き出しながら、ただひたすらに先を目指しました。
そして待望のSEXシーン。
そこにあったのは非常にライトなSEXでした。
そのまま終わりました。
頭を垂れました、色々。
最初に述べましたがこういうエッチなゲームというのは総じてビジュアルノベル、
つまりストーリーを楽しむか、エロを楽しむかであるわけです。
エロが望めないなら、ストーリーをと思ったのですがこちらも全然駄目でした。
時間経過がわかりにくいシナリオ、全く影響しない分岐点。
内容も学校を卒業した後の進路とか前作とあまり変わらない内容。
なんというか、中途半端でした。
ののというキャラクター良さをあんまり出せていない印象でした。
だけど、声を大にして叫びたい。
「猫宮のののかわいさは異常!!!!」
それだけは真実にして絶対の信頼。
ゲームはよくなかったけど、僕らは昨日も明日もののと共に生きていく。