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とびだせどうぶつの森の話47(2013/1/25) 


~前回までのあらすじ~

高校2年生メリヤスは食いしん坊な普通の女子高生だった。
今日もいつものようにたらふく食べて、いつものように学校に登校した。
しかし彼女を異変が襲う。
そう、校門が女子で埋め尽くされていたのだ。
このままでは遅刻してしまう。
食う事に夢中なあまり、1年生時に遅刻の常習犯であったメリヤスにとって
新学期早々の遅刻はあまりにもリスキーな行為。
学食使用を禁止されるかもしれない。
というか、教員に次遅刻したらそうすると脅されていた。
食いしん坊メリヤスにとってこれはシベリアに収容されるよりも遥かに思い罰であった。
彼女は決意する。
目の前の敵を全て排除する。
女子の輪の中心にいたのは、B4と言われる学園のアイドルの男子4人だった。
彼はは皆財閥の御曹司であり、
学園に多額の寄付をしている両親の影響で、教師陣は彼らの行いを黙認する事が多く、
好き放題にしている鼻持ちならない連中だった。
B4のリーダー格である豚が彼女に声をかける。
色欲に塗れた畜生の声など届かない。
彼女は豚の耳を引き千切り、悠然と教室に向かった。

ホームルームが終了し、メリヤスは酷く落ち込んでいた。
よく考えたら犯罪だった。
女子高生が同級生の耳を千切り持ち去ったなどという凶悪事件
マスコミにあることないこと書かれ一家は離散。
自分は下手したら刑務所行きではないのか?
刑法は詳しくないが恐らくそんな感じの罰が自分には待っているのではないか?
刑務所は別に怖くない。
おとなしくしていれば、数年で出てこれるとテレビが言っていた。
それよりも好きなものを好きな時に食べることができない。
メリヤスは恐怖に打ち震えた。
親友のミカが励ましてくれる。
ミカは人間の女でメリヤスとは小学生のときからの付き合いだ。
そんな彼女の優しい声を切り裂くように男の声が響く。
さっき耳を千切った豚だ。
耳がなければ自分は星のカービィみたいになってしまう。
耳は自然に生えてこない。
元の耳がないと手術で縫合してくっつける事ができない。
それには時間制限がある、悠長にしていたらくっつくものもくっかなくなる。
さっさと耳を返せ、という内容であった。
怒気を孕んだ彼の声は今のメリヤスにとって酷く耳障りで
鈍器的なもので頭蓋を粉砕し黙らせてやろうかと思案している中ひとつの名案が浮かぶ。
耳を返してほしければ、耳を千切った自分を訴えないという念書にサインをしろ。
ハムカツの脳内に衝撃が走る。
彼女の提案は自分を持て囃すしかしてこなかった、
今までの取り巻き連中とは違う輝きがあった。
ハムカツはこの羊の事をもっと知りたくなった。

そんな様子を影から見守る連中がいた。
B4親衛隊の蛙チョキである。
彼女は自分の部下に命ずる。
メリヤスをこの世界から消滅させる作戦を。




-翌日の朝
羊「それで昨日食べたカエ」
ミ「メリヤス待って」
羊「どうしたのミカァ?」
ミ「メリヤスのロッカーから爆薬の匂いがする。開けたら爆発するかも」
羊「えーマジ怖ぇわぁ」



羊「どうしよう。中に今日のおやつがあるのにぃ」
ミ「向こうの壁からブチ抜いて、爆薬を解除してくるね」
羊「ありがとうミカァ」

-「なんなの・・あの子達・・」
蛙「チョキ様、私怖いです」



「キェェエーチョキ様!私が消し炭にしてやりますよ!」
蛙「お前は爆熱のワタナベ!」
爆「私の火炎放射器であんな羊、一瞬でジンギスカンですわ」

「穏やかじゃねぇな」



蛙「ハムカツ様!? 爆熱のワタナベ、この人は駄目よ!」
爆「キェェェミミガーにしてやるぜ」
豚「ハムカツ様、逃げてぇぇ!」

炎がハムカツに迫る。

豚「奇遇だな、俺も焔の使い手なんだぜ」



蛙「爆熱のワタナベが放った火炎をハムカツ様が吸収していく!?」
豚「機械の焔じゃ、この程度の刃しか具現できないか」
爆「キエエエエ!」
豚「ハムカツ流 壱の焔」



「超絶熱波極大豪炎消滅波光暗黒乖離紅蓮鳳凰次元終焉星乱遥遠超越深淵業火撃滅斬!」 




爆「キェェ・・」
豚「安心しろ殺しちゃいない」
蛙「ハ・・ムカツ様」
豚「俺をミミガーにするって言ってたが、耳はもうあいつに奪われてるんだ」
蛙「は・・はわわ」
豚「さてと・・・念書を届けなきゃだぜ」



To be continued
[ 2013/01/25 00:00 ] 掲示板シリーズ | TB(0) | CM(0)
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